震災から6年が経過、ハード面の復旧は進み、生産体制は整ったものの、再開するまでの間に取引先を失ったことや風評被害により売り上げの回復が遅れている状況が続いています。この状況を打破するきっかけとして、今年で3回目となる「東北復興水産加工品展示商談会2017」(平成29年6月6日~7日)が開催され、のべ人数5,700名の来場がありました。
「東北・茨城沿岸部の水産加工業者の皆様が一堂に会し、各社、自慢の一品や新商品を取り揃えられ、今回の商談会で活発な商談を行いたいと張り切っております。ぜひ今回のチャンスを活かして、販路回復・開拓に繋げていただきたい」という東北六県商工会議所連合会会長 鎌田宏氏の挨拶で開幕。この他、復興副大臣 橘 慶一郎氏、水産庁次長 長谷 成人氏、宮城県副知事 山田 義輝氏、日本商工会議所理事・事務局長 青山 伸悦氏が登壇し、祝辞を述べられました後、関係者によるテープカットにより東北復興水産加工品展示商談会2017が開会されました。
各ブースを視察し、メーカー自慢の商品の試食を行い、質問を交えながら、加工業者の皆様の話に耳を傾けていらっしゃいました。
※レポートの内容および登場者の所属・役職等は記事公開当時のものです。