令和3年11月8日(月)~10日(水)の3日間、東京ビッグサイトにて、第23回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーが開催されました。 新型コロナウイルス感染症の影響はありましたが、感染者数も少なくなっていたことを受けて、3日間の延べ入場者数は、昨年よりも多く、11,125名となりました。 この展示会の様子をほんの一部ですが、ご紹介いたします。
感染症拡大防止の観点から、主催者である一般社団法人大日本水産会 会長・白須敏朗 氏の開会宣言や、極洋社長・井上誠様による出展者代表のご挨拶、そしてシンガーソングライター八神純子様のコロナ禍で頑張る水産業界へ向けた応援メッセージとチャリティーソング「翼」の歌唱を会場内の特設モニターで放映する方式で実施されました。
【開催のご挨拶】 この東京シーフードショーも昨年同様、未だ終息を見ないコロナ禍において開催すべきかどうか、随分検討を重ねてまいりましたが、販売機会が大きく減少した全国の水産関係の皆様から強い要望を頂戴し、水産物の消費拡大と販路回復に向けた絶好の商談の場として、万全の衛生対策を前提とし、開催すべきと決断をいたしました。 コロナの関係で、例年に比べるとコンパクトな開催でございますが、海外からはオンライン出展や国内に拠点を持つ国や地域からの出展など工夫したり、最新の養殖技術や鮮度流通技術、またSDGsへの対応といった新たなテーマ別の多彩な展示、各種セミナーも多数用意をしておりまして、中身の濃いシーフードショーとして参ります。 皆様には、この度のコロナ禍のご出展・ご来場、誠に有難うございます。皆様と共に、コロナに負けることなく「水産日本復活」のため頑張って参ります。
どのブースも地方色豊かな製品が並び、試食提供や商談時にもしっかりと、感染対策を行いながら来場バイヤーに対応していました。
復興水産加工業販路回復促進センターは水産庁、福島県漁業協同組合連合会、東日本大震災被災地域の事業者様と一緒にブースを出展しました。 復興水産加工業販路回復促進センターブースでは、水産加工業等販路回復取組支援事業の事例集、企業紹介「被災地で頑張る加工屋さん」の配布を行い、当センターの取組について周知を行いました。 また、水産庁・福島県漁連のブースでは、放射能の検査体制、福島県漁連の活動について展示及び説明を行い、今の福島県の現状ついての理解を深めていただきました。 このほか、出展した東日本大震災被災地域の事業者様からは地方色豊かな水産加工品が出品され、来場バイヤーから好評を得ていました。
※レポートの内容および登場者の所属・役職等は記事公開当時のものです。