平成28年2月18日・19日に開催されたシーフードショー大阪には全国から231社もの企業がブースを出展し、商品やサービス、研究成果等の紹介が行われていました。登録総来場者数は15,490 名にのぼり、終日それぞれのブースで活発な商談が行われておりました。そんな中で、被災地の企業も出展していらっしゃいましたのでブースの様子を一部ですがお伝えします。
しめ鯖等の展示のほかに、「超高鮮度水産物の高品質凍結」の仕組みが紹介されていました。 船上でスルメイカの神経を切断し、シャーベット状の氷に保管、すぐさま工場で-30℃以下のアルコールブライン液を使い、急速凍結することで、細胞を壊さず取れたての鮮度を保ったままの水産物をお届けできるとのこと。
牡蠣の産地として知られる宮城と広島。このふたつの地域の牡蠣を使った「オイスターチャウダー」の食べ比べセットが紹介されていました。
ヤマライグループのシェフが監修。 宮城は三陸産わかめ、ふかひれ、仙台味噌を、広島はトマト、広島レモン、瀬戸内ミカンなどそれぞれの地域色溢れる素材を使用しています。
漁業者として食卓になるべく新鮮でおいしいマグロを届けるべく、スラリーアイス+超低温冷凍技術を用いた「船上活締め熟成マグロ」を紹介していらっしゃいました。
加工屋さんでも使用されている方の多いツネザワ商事さん。この日は三枚おろし機の実演が行われていました。
水産加工品以外にも、機械や技術、サービスなど様々なジャンルの展示があり、両日ともにどのブースも大盛況でした。鱧や真鯛なども展示が多くあり、地域の特色がよく出ていて見どころの多い展示会でした。
※レポートの内容および登場者の所属・役職等は記事公開当時のものです。