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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第112回宮城県有限会社山証

120年前も今もてくてくと――漁師とともに海の幸を届け続ける

創業明治30年。120年以上の歴史を持つ山証(宮城県気仙沼市)の始まりは、三陸産の海藻を山村に売り歩く行商だったといいます。

二十歳の頃から20年間山証で働いている5代目社長の及川貴博さん

▲ 二十歳の頃から20年間山証で働いている
5代目社長の及川貴博さん

「昔のことなので、聞き伝えのことも多いのですが、当時は浜で買ったコンブやノリなど海藻類の乾き物を、山間部の村に売り歩いていたそうです。バスが走るようになると仙台まで足を伸ばし、お客さんのところに一泊して帰ってくることもあったようです。2代目、3代目の時代は個人商店を営み、4代目の父の代から本格的に水産加工を始めました」(山証社長の及川貴博さん、以下「」内同)

山証の主力はメカブ製品。同社の売上全体のおよそ7割近くも占めているのだそうです。メカブ以外にも、ワカメやコンブなどの海藻製品、さらにはホヤの粕漬けやイカの塩辛などの珍味も扱っています。

  • 三陸の漁師から直接原料を買い付けている山証のメカブ

    ▲ 三陸の漁師から直接原料を買い付けている山証のメカブ

  • 少量パックから豊富なラインナップを揃えている

    ▲ 少量パックから豊富なラインナップを揃えている

水産加工業を営む現在の山証の礎を築いたのは及川さんの父・証越(しょうえつ)さんですが、その世代交代は予期せぬ形で訪れました。

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