食品製造においては「安心・安全」なモノ作りが重要課題である。事故後の回収コスト、長年の信用喪失の痛手は計り知れないものであり、事前の取組への投資が有効と言える。今回はその事前の取組について、安心・安全に関する基準等の紹介を行う。
対象:医薬品・医薬部外品を除いた「すべての飲食物」
・ISO規格を解釈し、自社にあったシステムを作ることが重要 (ISO規格の要求事項→規格を理解し自社に置き換えて文書化 →自社のISOマニュアル作成・活用PDCA) PDCA:Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)
食品の製造工程の様々な段階で発生する可能性のある危害を予め分析し、その結果に基づいて、製造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという重要管理点を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する手法
厚生労働省及び大日本水産会が認証を行う
事前審査機関:大日本水産会、食品環境検査協会、日本食品分析センター、日本冷凍食品検査協会の4団体で事前審査を行うための「水産物EU・HACCP事前審査センター」を共同で結成
※セミナーの内容および講師の所属・役職等は記事公開当時のものです。