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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第72回青森県株式会社マルチン

英語教師から珍味づくりに転身。工場長の新たな“宿題”

「ちょうどそのあたりに、私の子供部屋があったんです」

工場長の尾崎敦さん。壁にはマルチンの地域活動に対する感謝状などが並ぶ

▲ 工場長の尾崎敦さん。壁にはマルチンの地域活動に対する感謝状などが並ぶ

家族の記憶が残る事務所で、“昔の間取り”を説明するマルチン(青森県八戸市)工場長の尾崎敦さん。同じ建物の1階に自宅、2階に事務所を構えていますが、かつてはそれが逆で、2階に自宅、1階に事務所がありました。

「乾燥珍味の工場が隣にあるので、私も子供の頃はたまに手伝いをしていました。といっても、袋詰めしたばかりのさきイカのパックを手で振って形をなだらかにするとか、簡単な作業ですけどね。2人の弟ともども、パートの方にかわいがってもらったのを覚えています」(尾崎敦さん、以下同)

マルチンは1966年(昭和41年)に、尾崎さんの父であり社長の尾崎鉄蔵さんが創業した珍味製造・販売の会社です。当時はまだコンビニエンスストアがない時代で、酒を買う場所といえば酒屋さん。ビールと一緒にマルチンの乾燥珍味もよく売れていたそうです。

乾燥珍味の袋詰めは尾崎さんが子どもの頃から続く仕事の一つ

▲ 乾燥珍味の袋詰めは尾崎さんが子どもの頃から続く仕事の一つ

「現在の事業の柱は3つです。1つ目は、ホタルイカの沖漬けやイカの塩辛など生珍味の製造。2つ目は、さきイカの乾燥珍味や乾燥わかめなど乾燥製品の袋詰め。そして3つ目が、海産加工品の卸売業です。イカ飯、かまぼこ、煮魚などをメーカーから仕入れてお土産屋さんなどに卸しています」

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