令和2年9月30日~10月2日の3日間、東京ビッグサイトにて第22回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」が開催されました。 新型コロナウイルス感染症の影響もあり、3日間の来場者数は延べ9,426名に留まりましたが、その分、内容の濃い商談が行われていた印象を受けました。 この展示会の様子をほんの一部ですが、ご紹介いたします。
主催者である一般社団法人大日本水産会 会長 白須 敏朗 氏から「新型コロナウイルスの影響で、水産業は需要減少や魚価低迷など厳しい状況にあることから、万全の対策を施した上で開催を決めた。規模はコンパクトになったが、中身の濃い3日間にしたい」と挨拶が行われました。 この他、シンガーソングライターの八神純子さんからのビデオメッセージでは、復興のテーマソング「翼(つばさ)」が披露され、「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」が開会されました。
どのブースも地方色豊かな製品が並び、試食提供や商談時にもしっかりと、感染対策を行いながら来場バイヤーに対応していました。
復興水産加工業販路回復促進センターは水産庁、福島県漁業協同組合連合会、東北各地の事業者様と一緒にブースを出展しました。 復興水産加工業販路回復促進センターブースでは、水産加工業等販路回復取組支援事業の事例集、企業紹介「被災地で頑張る加工屋さん」の配布を行い、当センターの取組について周知を行いました。 また、水産庁・福島県漁連のブースでは福島での試験操業についての展示及び説明を行い、今の福島県の漁業についての理解を深めていただきました。 このほか、出展した東北各地の事業者様からは地方色豊かな水産加工品が出品され、来場バイヤーから好評を得ていました。
※レポートの内容および登場者の所属・役職等は記事公開当時のものです。