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アドバイザー相談事例3

被災地の水産加工業者等から寄せられた相談事例を紹介いたします。

東日本大震災による被害で全体の3分の1が流されてしまいました。
販路もなくなり困っています。

販路開拓

ホタテの養殖を多く行っています。東日本大震災による被害で販路が無くなり、規格外のホタテが特にたくさん余ってしまっています。これらをなんとか活用する方法はないでしょうか?

アドバイス

地元の材料を取り入れながら、
市場のトレンドと結びついた商品開発を!

日本の加工食品の調味料関係では唯一伸びている市場である「ドレッシング」の開発がよいのではないでしょうか?ホタテと地元の名産品を合わせて使用すれば、さらに地域性がアップします。また、常温保存が可能な商品にあれば流通・販売できることも流通コストの面でも有利になると思います。

相談者の取組み

たっぷりのホタテと薪窯直煮製法で作られた地元の「塩」を使った
常温保存可能なドレッシングを開発

  • ○アドバイザーから常温で6ヶ月もつドレッシングの技術を教えてもらい、4分の1がホタテという贅沢なドレッシングを製造。
  • ○薪窯直煮製法という方法で作られる、3日かけて炒った地元の名産「野田塩」も使用し、地域の素材をたくさん使った商品が出来上がった。

朝ドラの大ブームにより久慈地域に注目が集まっていたこともあり、ドレッシングはたちまち人気商品になった。また、主婦向け雑誌でこの商品を使ったアレンジメニュー 「ホタテチャーハン」が紹介されると、さらに 人気に火がつき、現在では作ったらすぐ売り切れるという状態である。

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