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アドバイザー相談事例2

被災地の水産加工業者等から寄せられた相談事例を紹介いたします。

生鮮出荷を主体に販売。
鮮度の良さだけではお客様に選んでもらいにくくなっています。

販路開拓

「牡蠣・ほたて・ほや・蝦蛄の生産出荷」をメイン事業として行っています。生鮮品ゆえに価格は相場に左右されシーズンごとに変動し、また「鮮度」を重視した商品群の為、末端消費者のニーズを捉えた商品でも、簡便性の高い商品でもなく、以前の様な受注は見込めなくなってきています。売上を上げるためにはどうしたらよいですか?

アドバイス

生鮮品を扱っている強みを生かしながら
他社との差別化ができる付加価値商品の開発を!

生鮮品は競合他社と同質化してしまいがちです。もちろん素材は素晴らしいものだと思いますので、従来の売り場にこだわらず、そういった原料を使った高次加工品の開発により差別化を図ってみてはいかがでしょうか。販売できる期間も長くなり、新しい販売先も増えていくと思います。

相談者の取組み

加工品の開発により、一年を通して販売可能に。
販売する場所を選ばない『常温』の商品を開発中。

  • ○売り先を増やすためにも、駅や空港、売店にも置いてもらうことを見据えて、常温保存できる商品の開発を目指し、従来より生鮮品で取扱いのある「牡蠣」を使ったアヒージョ(オリーブオイル煮)を開発中。
  • ○あとは料金設定やパッケージなどを詰めていく段階。
  • ○この他にも新商品「ほたてっち」(ほたてとチーズの貝焼き)の試作品も制作中。
  • ○今後も、鮮度感のある原料を使いながら、より簡便性の高い商品の開発を行い、売上の回復を目指す。

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