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セミナーレポート「はじめての海外販路開拓セミナー」について

平成28年11月24日、12月1日、12月8日の3日間に亘り、気仙沼市のホテル一景閣にて、販路開拓セミナー「はじめての海外販路開拓セミナー」を開催いたしました。
今回のセミナーは、海外への販路開拓を今後計画している、または少なからず関心のある水産加工業者等が、どのように海外進出を果たしていくかについて、具体的な実例等を元にしたお話や、グループワークを通じて学んでいただきました。今回はその一部をご紹介いたします。

第1回 海外取引とは?(平成28年11月24日開催)

第1回 講師
ホライズンコンサルティンググループ
海外事業部コンサルタント
中 正宏

海外取引におけるアジア進出への可能性

中講師の講演

第2回 海外バイヤーの探し方(平成28年12月1日開催)

第2回 1部 講師
ホライズンコンサルティンググループ
海外事業部コンサルタント
中 正宏

海外バイヤーとの商談にあたって

第2回 2部 講師
日本政策金融公庫 一関支店
国民生活事業
融資課長
葛西 英夫

海外展開にあたっての資金について

海外販売強化、海外直接投資の融資事例を紹介し、公庫の支援制度活用の際には、気軽に相談してくださいとのことでした。

葛西講師の講演

第3回 商品輸出の具体的な手法(平成28年12月8日)

講師:
ホライズンコンサルティンググループ
海外事業部コンサルタント
中 正宏
日本通運株式会社 仙台航空支店
国際貨物営業2課次長
木村 慎也
ホライズンコンサルティンググループ
海外事業部部長
齋藤 慎太郎

輸送コストの捉え方、輸出取引の現状

木村講師の講演
斉藤講師の講演

まとめ

3回に亘る本セミナーを開催することによって、これまで漠然とアジア圏域への海外進出を考えていた気仙沼の事業者にとって、海外展開というものがより具体的に考察できるものとなった他、インバウンドとして海外観光客にどう売り込むかについても考える機会となった。
参加した事業者にとっても、グループディスカッションを通じて、何の商品をどの国に売り込んでいったら良いか、自社商品の特徴、強みを活かした展開について熱心に検討されていた。
参加者意見からも、「海外展開への全体のイメージが掴めた」、「物流コストの計算方法はとても勉強になった。」、「インボイス作成やリスト作成など、物流費コストの内訳を知る事ができ、今後の海外販路の開拓の第一歩を踏み込めるかという指標となった。」
などの建設的意見が聞かれた。
本セミナーは事業者のみならず、市や、市内水産加工の組合の方々も参加し、今後の海外展開を支援する立場の方々にとってもスキルアップのセミナーとなった。

※セミナーの内容および講師の所属・役職等は記事公開当時のものです。