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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第137回千葉県有限会社マルカ加藤水産

人から人へ、口コミで広がってきた自慢の味

2020年のコロナ禍においては、外食産業への流通ルートが狭まり、マルカ加藤水産の売上も下がってしまいました。それでも仕事のペースは変わらなかったといいます。

「逆に家で食べる人が増えて、家庭向けの製品を加工している同業者が忙しくなり、その手伝いをしていたので手が空くことはありませんでした。また、私たちも『おうちごはん応援セット』と銘打って、干物のセットを自社の通販サイトで販売するようにしました。これは応援の気持ちでやっていることなので利益は出ていませんが、知ってもらうきっかけになればいいなと思っています。当社はふるさと納税の返礼品なども、制度が始まった頃から宣伝の機会になればと思い提供しています」

▲ 自社の通販サイトで販売されている「おうちごはん応援セット」
サバ、アジ、ホッケ、銀鮭など多彩な魚種が入っている。

マルカ加藤水産の豊富な商品ラインナップは、銚子港に水揚げされる魚が多様であることのほかに、ギフト用として充実していったという経緯もあるそうです。同社は自社サイトでも製品を販売していますが、昔からのお客さんは電話やFAXで注文を送ってきます。毎年決まった時期に、常連さんからお歳暮送付リストも届くそうです。

ギフト商品を伸ばしていきたいと考える加藤さんは、インスタグラムも開始。まだそれほど投稿はできていないと言いますが、これまでもラジオの企画に参加するなど、媒体を選ばずに情報発信をしています。知ってもらって、食べてもらえれば、そのよさがわかってもらえるはずだという自信のあらわれなのでしょう。実際にこれまでも口コミでお客さんが増えていきました。

「最近は『骨がないものがいい』『家で焼かなくて済むものがいい』という話をよく聞きます。でも私は、骨が付いていて、家で煙を出して焼くようなものをつくっていきたいと思います。それが魚のいちばんおいしい食べ方だと思うからです。ニーズが変化していることは知っていますし、新しいことをやっていくことも必要だと思いますが、あくまでうちのメインは、煙を出して食べる魚。これはずっと出し続けるつもりです」

この仕事をやっていていちばん嬉しいのは、お客さんから「おいしかった」と言われた時だという加藤さん。マルカ加藤水産の魚を待つ人たちのために、今日も作業場に立ち続けます。

▲ 事務を担当する妹の江美子さんとも息もピッタリ

有限会社マルカ加藤水産〒288-0068 千葉県銚子市内浜町1848
自社製品:サンマ、サバ、ホッケなど各種干物
webサイトはこちら
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