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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第133回宮城県マルトヨ食品株式会社

天皇杯受賞の味を守りつつ、
手売りで最新のニーズをつかむ

宮城県気仙沼市のマルトヨ食品株式会社は、1952(昭和27)年の創業以来、サンマ加工を中心に事業を展開してきました。

▲ 昔は天日干しを行っており、人手も多くかかっていた

サンマのみりん干しは創業者から受け継がれた製品で、冷めてもやわらかいソフトな食感が人気を博しています。

同社の看板商品はもう一つあります。農林水産祭の天皇杯を水産加工品として初めて受賞した「さんまくん(サンマの燻製)」です。

頭から尻尾までサンマをまるごと一本食べられる「さんまくん」は、栄養価の高い青魚をおいしく食べられると評判で、みりん干しに並ぶ人気商品です。

▲ 桜の木のチップで燻製にした「さんまくん」

▲ マルトヨ食品3 代目社長の清水浩司さん

「創業者である祖父がみりん干しを始めて、父が『さんまくん』を開発しました。私が子供の頃から工場は忙しく、よく箱詰め作業の手伝いをしていました」(マルトヨ食品社長の清水浩司さん、以下「」内同)

そう話す清水さんは、仙台の食品会社で10年勤めた後、地元の気仙沼に戻ってきました。営業員として培った経験を活かしてマルトヨ食品の販路を広げてきましたが、その販路は2011年の東日本大震災で途切れてしまいます。

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