復興水産加工業 販路回復推進センター

 

販路回復・助成事業・アドバイザー 相談の申し込み

企業紹介企業紹介

企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第122回宮城県株式会社カネダイ

「素材から惣菜へ」煮魚から始まる新たなストーリー

正月に向けて急ピッチで作業の進む加工場内。宮城県気仙沼市のカネダイではこの日、おせちに欠かせないカニやエビなどの加工が行われていました。

▲ HACCP認証を受けるなど衛生管理基準の高いカネダイ工場内

水産加工業以外にも、漁船経営、プロパンガスの販売なども手がけるカネダイの創業は1942年(昭和17年)。近海トロール船を購入したことから始まります。

新製品の開発等にも携わるカネダイ常務取締役の小野寺正喜さん
▲ 新製品の開発等にも携わる
カネダイ常務取締役の小野寺正喜さん

「漁船経営から始まった当社の事業は、その後エネルギー事業など多方面に広がっていきました。その中でも水産食品部門の売り上げは、現在、全体の6割ほどを占めています。主な製品はカニ・エビの加工品で、震災後に建設した工場では前浜で取れたサンマなどを使った加熱商品なども取り扱っています」(カネダイ常務取締役の小野寺正喜さん、以下「」内同)」

世界を股にかけて事業展開をしている点も、同社の特徴的な点といえます。気仙沼の加工場では主に国内販売向けの水産加工品を生産していますが、カニ・エビの主力工場である中国の煙台市に所有する自社加工場で生産した商品は北米などへも輸出しています。また、気仙沼近海で定置網漁業を手掛けるほか、インド洋ではマグロ漁業、ナミビア共和国(アフリカ)ではカニ漁業を自社で展開しています。

「最盛期には4隻の漁船が操業していましたが、現在はインド洋で漁をするマグロ漁船1隻と、アフリカで漁をするカニ漁船1隻が操業しています。漁業経営による原料調達以外にも、アメリカ、カナダ、デンマークなどからの買い付けもしています」

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
TOP