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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

スルメイカの歴史的大不漁
イカソーメンにヤリイカを使って商品開発

ここ数年、加工原料のスルメイカの水揚げが大幅に減少し、漁獲量は震災前の1/3程度にとどまるようになりました。イカ製品の売上が7割を占める三富産業にとって、スルメイカの原料不足とそれに伴う価格高騰は大きな問題です。

そんな中、売上回復を図るためにとヤリイカを使ったイカソーメンの加工を始めました。イカソーメンといえば、スルメイカが一般的ですが、ヤリイカを原料にしたのはどのような理由からだったのでしょうか。

「スルメイカのイカソーメンは北海道など他地域でもつくられています。そことわたしたちが販売競争するのは、得策ではありません。スルメイカより比較的安価な1匹30g~40g前後の小型のヤリイカを使った刺身は、市場に出まわっていなかったんです。スーパーのバックヤードでは小型で手がかかるヤリイカの刺し身はあまり作りません。スルメイカとヤリイカは形状やさばき方も違います。ヤリイカを加工する機械を導入しイカの刺し身を作れば、付加価値がつくと思いました」

また、もともと冷凍魚の販売もしていた同社は、冷凍技術にも自信を持っていました。イカの原料調達には苦心している業者が多いなか、同社はそこを商機と捉えたのです。

「ヤリイカが本当においしい時期は短いんです。いい時期に大量に仕入れて冷凍し保管します。
1.5年分ぐらいのヤリイカは買い付けてありますね」

	「八戸前浜ヤリイカ刺身」

▲「八戸前浜ヤリイカ刺身」

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