復興水産加工業 販路回復推進センター

 

販路回復・助成事業・アドバイザー 相談の申し込み

企業紹介企業紹介

企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第104回宮城県気仙沼水産加工業協同組合

大口注文にも対応、
3トン車が4トン車になって輸送能力が4倍に?

1969年(昭和44年)に83事業者(個人72,法人11)が集まり設立された気仙沼水産加工業協同組合(宮城県気仙沼市)。当初の目的は、すり身加工だったといいます。同組合総務部長の小野寺尚光さんが解説します。

気仙沼水産加工業協同組合・総務部長の小野寺尚光さん

▲ 気仙沼水産加工業協同組合・総務部長の小野寺尚光さん

「組合の設立当時は、遠洋漁業がまだ盛んだった時代で、気仙沼にも北洋の助宗タラを取ってくる船がたくさん入ってきたそうです。その船主や水産加工業者が集まって、取ってきた助宗タラを陸上の工場ですり身に加工して販売することを目的に当組合が設立されました。しかし1970年代後半の200海里規制により助宗タラの水揚げ量が激減しました。現在私どもでは、助宗タラのすり身加工事業は行っておりません」(小野寺尚光さん、以下同)

現在の主要な事業は2つあるといいます。一つは購買事業、もう一つは冷凍保管事業です。購買事業とは、組合員への資材や石油類の販売のほか、気仙沼に水揚げされる魚を市場で買い付けて、組合の工場でサイズ選別、箱詰め、凍結を行い、冷凍保管後、出荷するものです。魚の買い付けは小野寺さんが担当しています。冷凍保管事業とは、組合員等から委託され、原料や製品などを組合の冷蔵工場で保管する事業です。

1グラム単位で計量できるコンピューター選別機

▲ 1グラム単位で計量できるコンピューター選別機

「購買事業では、サンマ、サバ、カツオ、ビンチョウマグロ、イワシなど、気仙沼で取れる魚介類全般を扱っています。以前は組合員が買付したものを委託されて選別機で選別し、冷凍保管することが多かったのですが、現在は組合が主体となって買付し、冷凍保管することが多くなっています。選別にはローラー選別機とコンピューター選別機を組み合わせて使っています。選別後は冷凍保存して、組合員及び員外の水産加工業者に原料として販売しています」

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
TOP