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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第86回青森県株式会社ディメール

従来の手法にとらわれない商品開発で新たなニーズを掘り起こす

青森県八戸市に本社を置く株式会社ディメール。同社は、八戸市にて1936年創業の老舗水産加工会社の株式会社ダイマルの子会社として2005年に設立しました。その後、2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた株式会社ダイマルと、丸竹八戸水産株式会社と株式会社ディメールの3社が、復興、再建を果たすべく2012年5月に経営を統合し、新生ディメールとして新たな第一歩を踏み出したのです。

現ディメールの取締役執行役員管理本部長、黒木昭さんは2011年の東日本大震災震災当時の様子について、当時の写真を前につぎのように語ってくれました。

取締役執行役員管理本部長の黒木昭さん

▲ 取締役執行役員管理本部長の黒木昭さん

「八戸市鮫町にあったダイマルの工場は8mの高さまで津波に襲われ、ほぼ壊滅状態でした。当時の島守康友社長が、迅速に避難を命じ人的被害が出なかったのが幸いでした。」

旧丸竹八戸水産、震災翌日の工場内の様子

▲ 旧丸竹八戸水産、震災翌日の工場内の様子

同じく震災で同市築港街の工場機器の損壊など被害を受けた丸竹八戸水産とダイマルは、稼働可能な工場と機械設備を利用し合う共同操業を震災の1ヶ月後から開始しました。

しかし、機器の大半が使えなかったため、ほぼ手作業での操業再開。「機械がなく生産が滞り、従来の取引先への供給がストップし販路を失い、再び回復できるのかという不安が、いちばんきつかったですね」と黒木さんは話します。

震災後の2012年、3社で経営統合を進めながら、販路回復に向け生産力の回復と営業活動に力を注ぎます。

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