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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

原料高の直撃でサケの昆布巻きも生産激減

売り上げ減少の予兆は震災以前からありました。

「震災の前から、サンマやサケの水揚げはすでに減り始めていました。前浜の魚は高くなってしまったので、今はもう、うちでは扱えないほどです」

古須賀商店では、昭和40年代以降、地元の前浜に水揚げされるサンマ、サバ、イワシなどの魚を買い付けて、冷凍加工や開き加工を施して出荷する業態を中心にやっていました。しかしこのところの原料高で、より加工度の高い業態への転換を余儀なくされています。

「サケの昆布巻きはうちの定番製品となり、震災後も好調が続きました。ピークは2014年で、その時は日曜日の夜9時まで工場を動かすほど忙しかったんですけどね……」

しかしその後は原料の秋ザケが高騰し、売り上げはピーク時の5分の1ほどにまで激減してしまいました。今はワカメなどの海藻類の加工を増やしていますが、今度は人手不足と従業員の高齢化に悩まされることになります。

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